「ウォッカと聖書犬」稽古場日誌
第3回


【小林由梨】
10月28日(木)
稽古場を出てから種子さんと刀削麺を食べて帰った。刀削麺というのは、読んで字の如く、麺の生地を包丁かなんかで、こうシャシャッと削ったような不揃いの麺が、中華スープにつかっているというような代物だ。初めて食べてみた率直な感想・・・うまからず、まずからず。「・・・ま、こんなもんなんだろうな。」という具合いだった。閉店間際という事もあり、店的にもまぁ色々と事情はあったのだろうなと・・・。

ま、それはそれとして、唐突だが種子さんはとても素敵だ。何と言うか空気が私のツボなんです。『ん、ん、』と相槌を打ちながら麺をすする姿もまた清々しくて魅力的。彼女が放つイメージは、なんというかこう菩薩的(?)というか・・・あるいは大地の母(?)みたいな・・・。うまいこと表現できないのが歯がゆいが、ニュアンスだけは伝わるはず!以前稽古中に「もう少し微笑んだ感じで。」という演出に対し「あ〜アルカイックな感じね。」と答えてらっしゃいました。アルカイックスマイル・・・。まさに言い得て妙だなと。とにかくもう今後も彼女から目が離せません! (どうでもいい事ですが只今の時刻午前5時15分・・・それを踏まえて読んで頂けたらありがたいっす・・・。)



アルカイックスマイル?の種子さん