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【第66回】スタッセン オーガニックアールグレイティー


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 最近、たまに飲むものぐらい何かこだわったものがいいかなぐらいな軽い気持ちで、有機栽培の食品を扱う店でコーヒーや紅茶を買ったりしてます。でも飲んでみると美味しいですよ。自然の美味しさなのかなって。まぁ一日PCに向かってたりする僕の少しの贅沢です。写真は近所(隣駅)のこだわり市場という店で買ったスリランカのスタッセン社の有機栽培紅茶です。アールグレイの香りもわかる男です。みなさんもお茶の時間は大切に。

 ところで、「有機」って?て話ですが、要は化学肥料や農薬を使わずに天然の有機物による肥料などを使用する有機農法により栽培された農産物ってことですが、「有機」と商品に表示するには法律によって規定があります。でその規定ですが・・・

☆有機JASマークは、厳しい生産基準をクリアして生産された、有機(オーガニック)食品の証です。有機食品のJAS規格は、以下のような生産の方法を定めています。

○有機農産物
* 種まき又は植え付け前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培する。
* 栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない。
* 遺伝子組換え技術を使用しない。

○有機畜産物
* 飼料は主に有機の飼料を与える。
* 野外への放牧など、ストレスを与えずに飼育する。
* 抗生物質等を病気の予防目的で使用しない。
* 遺伝子組換え技術を使用しない。

○有機加工食品
* 化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力避ける。
* 原材料は、水と食塩を除いて、95%以上が有機食品である。
* 遺伝子組換え技術を使用しない。

この有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査し、その結果、認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
この「有機JASマーク」がない農産物や農産物加工食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。 (農林水産省ホームページより)

今回は勉強になりましたね。ちなみにアメリカ農務省では遺伝子組換え技術については禁じていないそうです。それから似た感じですが無農薬にはこのような規定はなく、ガイドラインとして農薬を使用しない栽培法としており、つまり農薬はダメだが化学肥料はOK、土地には制限無しとなっています。


写真=スタッセン オーガニックアールグレイティーバッグ(556円)、↑これが有機JASマーク