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【第43回】とっておきの焼酎シリーズスタート!?


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 酒のことをグダグダ書いてるとろくな人間に思われないんじゃないかと言う心配がないわけでもないけど、ろくな人間じゃないのでしかたない。雨も上がった昼下がり、行って参りました「南星屋酒店」。その品揃えと、店全体に焼酎の香りが染み込んでんじゃないかと思えるような佇まい、そしてお店の方の笑顔。しあわせです。しあわせ気分で2本買いました。「黄麹蔵」「国分」ともに鹿児島県国分酒造の酒です。そしていつも飲んでる黒霧島。さぁ飲むぞぉー。

 ところでこの3本何が違うでしょうか?どうでもいいですか?いやわりと重要だと思いますよ。今回飲んでみて味の違いにとても影響してるなと思いました。はい答え、実は麹が違います。まずは黒霧島、これはその名の通り黒麹。国分は白麹。そして黄麹蔵は黄麹です。黒霧島飲めばわかりますが黒麹はとてもスッキリしたストレートな味わいです。それと対照的に白麹の国分はフワッと甘さが広がる感じです。スッキリかフワッかどちらかと聞かれれば僕はスッキリの方が好きかなぁ。フワッと広がる感じはかつて芋焼酎が苦手だった頃の感覚を思い出すような、いや今は全然大丈夫なんですけど。そして黄麹はその中間とも言うべきところでしょうか、香りもありつつスッキリとしてます。ここだけの話しこの黄麹蔵旨いです。おばちゃんに黄麹蔵の原酒もあるよと言われたのですが、今回は普通のにしました。よーし次は原酒か!

 いやぁーいい酒でした。つまみも自分で作りました、って作ったうちにはいらないか。まぁ一人で家で何やってんだと思いますが、許してちょ。



写真=芋焼酎、黒霧島(900ml 964円) 黄麹蔵(720ml 1260円) 国分(900ml 950円) 
つまみ左から、焼きエシャロット、かつおのコチュジャンあえ←オススメ!