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【第27回】リボルブ方式稽古場日誌番外編“生ガキの巻”


 「ウォッカと聖書犬」のある日の稽古帰りのこと。世田谷のある飲み屋に寄りました。そしたらなんと、お通しに生ガキです!しかも一人二つ!この日は土曜で次の日は休み、仕入れたもののあまり出なかったんでしょうね。ラッキー!大サービスでした。写真も少し大きいサービスサイズ。みんなでズルズル食べました。ズルズル〜って、海のミルクを。

 カキと言えば、五反田にオイスターバーがありまして、随分前ですが食べに行ったことがあります。予約しないと入れないような人気店です。一号線をTOCとは逆の方に歩いていくとある店です。ちょっとなんとかハーバーみたいな?なんだそれは?店に入ると黒板にその日食べられる、世界中のカキの産地と名前が書いてあるんです。どこそこのなんとかとか、あちゃこちゃのかんとかって名前が全部違うんです。一つも思い出せないけど。国産のも確か厚岸のなんとかとか、三陸のなんとかって。やっぱり思い出せない・・・。とにかく、それを一つ一つ頼んでったんです。各地の地酒を頼むみたいに。もちろん生ガキです。美味しかった〜ズルズル〜でもさすがに飽きましたね。で、焼いてもらったんです。調理法を選べるのね。そしたら風味が違ってまたいいんです、これが。

 突然ですが、何の会話もなくズルッズルッと生カキを食べ続けてるカップルってどう思います?僕がその店に行った時、そんなカップルがいたんです。生ガキを扱う店ですからふんだんに氷が店内にあるし、皿にも氷が乗ってるので、テーブルも氷だらけで、そんな中で会話もなく食べてたら冷えきった感じにも見えますよ。まぁ知ったこっちゃないですけどね。みなさんは暖かい冬を過ごしてくださいね。さらに余計なお世話でした。ちなみに、お店にはグラタンとか暖まるメニューもありますのでご安心を。まぁそんなこんな、稽古帰りに生ガキ食べたこともありましたとさ。



写真=お通しの生ガキ

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