【第６回】誘われるのと誘うのとどっちがいいのかお花見は。


　春はお花見です。なんて誰でも思ったりするものですがなかなか大変ですよ。ちょっとシートとか敷いてやったぐらいじゃ地面のゴツゴツがまんまあるから、ケツは痛いし、置いといたコップは倒れるは、あったかいなぁと思ってても急に冷え込んできたりで、散々な目に会ったりするものです。そんなお花見初心者の私でしたが、こないだのお花見は文句なし！？

　まずは地面にシート一枚とかじゃなく、ちゃんと毛布とかも敷いてある上に、座布団もあるからまずケツが痛くない。それからちゃんとテーブルもあるからコップも安定！しかもカセットコンロもあって、焼鳥やソーセージを焼いたり、パンも焼いてディップっていうの？つけて食べたり、あと干物なんかも焼いちゃったりで。でもって石油ストーブもあるからあったかいし、上にはモツ煮の鍋！そして別の鍋ではタンの固まりが塩に埋まって釜焼きに！そして酒はクーラーにビールが冷えてるし、他に焼酎やら日本酒やらワインやら何でもあるしで、まさに春の宴とはこのことだと思わんばかりなのでした。

　が、しかし、しかし、な、なんと、雨が！雨が降ってきたのです！しかも本降り！みんなで協力して慌てて後片付けをして、もう逃げるように解散したのでした。もうボチボチかねぇと言ってた頃、11時ぐらいかな、だったので、まぁ十分楽しんだことには違いないんですが。自転車で行っていた僕はズブ濡れで帰ることに、そしてはたと思い出す“写真撮らないと！”もうランタンも片付けてしまった暗い公園の桜を雨の中撮りました。

　毎年恒例とのことなので、来年も参加しよっかな。ちょっと様子もわかったから俺もなんか持って行こう。バックステージ様、来年もよろしくお願いいたします。リボルブ方式でもやるか花見？やらないだろうなぁ。やる？やらないよなぁ。え、やってないよね！？

写真＝和田堀公園（杉並区永福町）の夜桜