【第５回】散歩の途中で


　いや〜えらい寒い日が続きましたが、さすがに暖かくなってきました！わたくしこの一週間は労働、つまり右のものを左に動かしたと思ったら左のものを右に動かすことに励んだり、丁度かと思ったらさっぱり足りず足りないかと思ったらとんでもなく余ったりなことにどうにも出来ないでいたりする毎日でして、まぁそこは労働の真実が見え隠れというわけで、一段落した週末は久々にのんびり散歩に出掛けたのでした。

　さて、近頃のお気に入りのコースは、朝飯のパンを買いに行きがてらの1時間半〜2時間という腹もペコペコペコリンコース・・・です。まぁ2時間は暇な時だけですけど、稽古中でも30分は歩きまっせ。元寺尾の錣山親方も散歩が好きだとかで延々あてもなく歩くらしいですね。で、飽きたらそこからタクシーに乗って帰るんだと。かく言う僕もかつて夜中に寝袋持って散歩に出掛け、青梅ぐらいで朝になりその辺の公園で仮眠をして、起きてまた延々歩き奥多摩湖まで歩いたら、ほんともう足が棒のようになって歩けなくなり電車で帰りました。まぁ寝袋持っての散歩は散歩といえるか？という気もしますが気分は散歩だったのです。

　で今週の写真は、その散歩の風景です。まずは、なんと第2回で紹介した弁当屋を発見しました。水色の貼り紙には“アルバイト募集！テレビ局やイベント会場にお弁当を配達するバイトです”だと。あと写真ではわかりずらいですがなんかそこで食事もできるようで、この日は準備中だったんですが、今度やってたらちょっと入ってみます。公園は地元の人が愛してやまない憩いのたまり場なんですが、僕は散歩しててふと角を曲がった時に坂の先に小さく見える公園の池が好きなんですよ。で公園のベンチでパンを食べました。まぁ時間的にはすっかり朝飯ではなく昼飯になってるんですけどね。

写真＝弁当屋の津多屋（左上）、坂の上からの善福寺公園（左下）と善福寺公園の池（右上）、藤ノ木（上石神井）の洋梨のパン（右）とじゃがいもとコンビーフのパン（左）